16歳(高校1年生)Hちゃんへのインタビュー

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16歳(高校1年生)Hちゃんへのインタビュー

──今日は根掘り葉掘り色々お話聞いちゃうよ〜(笑)よろしくお願いします!

え〜!私でいいんですか〜〜?・・・ハイッッ!!ヨロシクお願いします☆

──早速だけど、Hちゃんは小学校2年生の時にArcoに来てくれたよね。すっごくお利口さんで可愛い女の子だなぁと思った覚えがあるよ。今ももちろん可愛いんだけど、もう高校生になっちゃってすっかりお姉さんよね。Arcoに来てくれる前はピアノをやっていたんだっけ?

ハイ、3歳から6歳くらいまでママにピアノを習ってました。もう、思い出したくないくらいめっっっっっちゃ怖かったんですよ〜〜〜〜(笑)!!!!

──そうなんだ(笑)でもわかるよ〜。私も息子に教えてるとつい頭に血がのぼっちゃって、爆発することあるある!それで、ピアノからチェロにいったのはどうして?

私、小学校のお受験をしたんですけど、その勉強で忙しくなって一旦ピアノはそこで終わりになって。で、無事に受かって、2年生になって学校生活にも慣れてきて、ママが何か弦楽器をやらせたいって言って。それでバイオリンの体験レッスンにも行ったんですよー!

──へぇ、チェロだけじゃなかったんだね〜。バイオリンよりもチェロのほうが良かったの?

ママがバイオリンのキーキーした音が嫌だって言って、チェロがいいんじゃない?って。

──お母さんご自身が音楽好きで昔ピアノとかフルートされていたもんね。
…それで、チェロにして正解だった?

ハイ!!!!もうめっっっっちゃ正解です☆

──最初は、分数サイズの楽器を使っていたよね?

最初1/2サイズを使っていました。
その後、たしか私の身長が微妙なところで、先生が「3/4を買ってもいいけど、すぐにフルサイズになっちゃうかもね」っていって3/4の楽器は貸してくれて、中学生になった時にフルサイズ買ってもらいました!

──そうだったね〜。楽器の買い替えだけを見ても私たちの歴史を感じるよね〜。
最初買ってもらった時は嬉しかった?

ハイ、楽器買ってもらったのもたぶん嬉しかったと思うんですけど、その時ちょうど限定モノのディズニーのチューナーがあって、それを一緒に買ってもらったのがすっごい嬉しかったんですよ〜☆
普通のチューナーよりちょっと高かったんですけど、ママが「いいよ、練習頑張ってね」って。

──はいはい、チューナー覚えてる(笑)音拾うマイクの部分がミッキーの手になってて、それを駒に挟むとミッキーが駒つかんでるみたいな感じで可愛いんだよね(笑)

ミッキーのチューナー
画像:Amazon

・・・って、嬉しかったのはそこかい!

ハイ、楽器よりチューナーでした(笑)
・・・いや〜でも先生!!チェロはフルサイズいってこそですよ!!!!

──なに急に(笑)その心は?

いや〜チェロはフルいってこそだと思いますよ!音が全然違うっっっ!フルいって、これが本当のチェロの音なんだ〜って思って☆

──あぁ、そういうことね(笑)そうだよね〜。やっぱり子供用の分数サイズとフルサイズの音色は全然違うもんね。
ところで、Hちゃんは小学生の頃から今まで練馬区のジュニアオーケストラに所属してるよね。何年生から入ったんだっけ?

小4の時にママが入ってみたら?って教えてくれて入りました。

──楽しい?

楽しい!もう超〜楽しいです!!ママに感謝ですね!やっぱり大人数でやってると、うぉ〜!!やってるぞ〜!!って感じで(笑)

──うぉ〜!!やってるぞ〜!!ねぇ(笑)・・・もう少し具体的に(笑)

え〜、もうパートのかけ合いとかたまらないんですよ〜!やってるぞ〜!!みたいな(笑)弾いてると曲の特徴とかがわかるっていうか。
「あ!!!!チェロのパートがこれやってる時、あっちのパートからこんなメロディーが聴こえてきた!!!!」
とかあると、この曲よくできてるな〜とか思っちゃったり☆そういうの感じられるからオーケストラ大好きなんですよ〜。それって聴いてるだけじゃわかんなくて、実際に弾いてみないと感じないことだと思います!

──うんうん、そうだね〜。作曲家の頭の中って一体どうなってるんだろ?って思うよね。聴いてるだけと実際に弾いてみた感覚が違うのもよくわかる。今は何の曲をやってるの?

今は天国と地獄やってます。チェロの長いどソロがあるんですよ〜!私そういうの好きで♪Hちゃんって結構自由に弾くよね〜って言われます(笑)

\オッフェンバック作曲:喜歌劇「天国と地獄」序曲/

あとカルメンもやってます。あの有名なハバネラのリズムの中で出てくる妖艶なメロディー…オケではバイオリンがやってるんですけど、やっぱりあのメロディーはバイオリンじゃなくて絶対歌の方がいいよな〜!とか、そういうのを感じながら弾いてるのが好きなんです☆

──そうなんだね〜!オケのメンバーはみんなレッスンとか個人的に通ってる子が多いの?

管楽器の子は部活だけっていう子が多いですね。弦楽器は初心者で入ってくる子も多くて、やっぱりレッスンに通わないと難しい。それで、オケに指導に来てくれてる先生のところにレッスンに行ったりしてるみたいです。

──へ〜。やっぱりレッスンに通ってる子と通ってない子では違う?

全然違いますね。ソロのレッスンがあってのオケって思います。上手い方がオケ楽しめると思うし、ソロもやってるからオケの楽しさもわかるみたいな!あと音楽の授業も断然楽しくなります☆

──ジュニオケは土曜日やってるんだよね?土曜は学校の授業ないのかな?

いえ、午前中は学校があるので、帰ってきて30分くらいでパパッとご飯食べてジュニオケに向かうって感じです。

──簡単に週のスケジュール聞いてもいいかしら?

ハイ、今は木曜日と金曜日塾に行ってるんですけど、木曜は17:30〜22:00までがっつり授業があって、金曜は塾は17:00〜18:00くらいで終わるんですけど、土曜が毎週学校のテストがあるのでその勉強を金曜の夜にしなきゃいけなくて。

──じゃあチェロの練習は主に日曜日とかかな?

そうですね〜、ちゃんとやれる日は日曜日と水曜日ですね。月火も一応弾ける時は弾いてますけど、30分とか。

──学生さんは忙しいからね〜。お疲れ様です^^それで、ズバリ聞いちゃうけど、Arcoのレッスンはどう?チェロは楽しく続けられてる?

ハイ、もうそれはずっと楽しいですっっ!!やっぱり自分が上達してるのが一番わかるのってレッスンかなって私は思ってます。
あと、ママといつも話してるのは、先生には小さい頃からずっと長くみてもらってるからいいよね〜って。自分でも気づかないような小さい変化とかによく気づいてくれるっていうか・・・

──もう8年も経つもんね。

先生はなんていうか・・・うーーーーん・・・

──はっきり言ってくれていいよ(笑)?

うーん・・・だんだん厳しくなってるのがわかるっていうか・・・

──あ、ほんと?最近厳しい(笑)?

ハイ、でも私は厳しくなってきてるのが嬉しいんです。先生って結構重箱の隅をつつくようなこと言うから、レベルも上がるし。

──それだけHちゃんがそういうレベルに達してきたってことよ。
Arcoのおさらい会でのソロとかアンサンブル会とかはどう?

あ〜!あれもすっごい楽しいですね〜。なんていうか、Arcoにはいろんな年代の人がいるから、将来どんな風に自分がチェロを続けているかな?とか想像したり考えたりすることあります。
例えば、親子共演している人たちの演奏とか見たら、最近生まれた妹がもうちょっと大きくなったら一緒に演奏してみたいな、とか。とにかくArcoは楽しいです!最高ですっっっっっっ☆☆☆

──そんな風に思ってもらえて嬉しいなぁ!私もHちゃんの成長を感じられるのはすごく嬉しいことだと思ってるよ。チェロの成長だけでなく人間としての成長も感じられて、自分の子供ではないけれどとっても近い存在に感じてたりします。フフフ^^

エヘヘ^^

──これから医学部目指して受験勉強に入る時期だと思うけど、チェロとはどんな風に付き合っていきたいと思ってる?

うーん、とりあえず高2いっぱいまではレッスンも頑張って続けて、高3は・・・うーん・・・ちょっと忙しくてもしかしたらチェロ弾く時間がないかもしれないですけど、息抜きみたいな感じでたまには触っていたいなって思ってます。
あとジュニアオーケストラは、ジュニアと言いつつ年齢制限が18歳から20歳に引き上げになったので、それはずっと続けたいなと思ってます。

──大学オケとかは?

まぁ自分がまだ医学部に行くのかどうかっていうところもわからないですけど、サークルだけとかそういうことも考えなくはないです。でもまだわからないですね。とりあえずジュニオケだけ続けるっていうのは今思ってることです。

──そっかそっか。最後に、チェロの目標があれば教えてください。

え〜・・・ドヴォルザークのチェロ協奏曲が弾きたい!!!!!ドヴォルザーク大好きなんですよ〜><

──お〜、それはデッカイ目標だ!ぜひ実現させたいね!これからも勉強、学校とか色々大変だと思うけど、頑張ってね!チェロも是非ずっと続けてください。今日はどうもありがとう!

\ドヴォルザーク作曲 :チェロ協奏曲 ロ短調/

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