60代男性(Hさん)へのインタビュー

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60代男性(Hさん)へのインタビュー

──Hさん、今日はよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします。

──まずはチェロを始めようと思ったきっかけから伺いたいのですが…

息子が大学生の頃マンドリン部に所属していたのですが、他大学との合同演奏会というのに息子が出演するっていうので聴きに行ったら、コントラバスを演奏している子がいまして、かっこいいなぁと。それで自分もやってみたいなぁと思ったのがきっかけなのですが、流石にコントラバスはでかいのでチェロならできるのかなと思いました。

あとは、家内のお姉さんがヴァイオリンを習っていたんですけど、そのお姉さんが通っていたヴァイオリン教室にN響の桑田さんが出入りされていて。なぜだかよくわからないんですけど(笑)とにかく、お姉さんづてにチェロのCDを頂いて、聴いたりしていましたね。

──へぇ〜N響の桑田さんが!そんなことがあったんですね〜。それで、チェロを始めようと思った時に何か不安はありましたか?

えぇ、それはやっぱりありましたねぇ。楽器は高いし、始めたとしてもちゃんとできるかな?とか、途中でやめたりしないかな?とか。あとは最初は教室まで電車で通うとかっていうのは厳しいだろうなと思っていたので、距離的に近いところがいいなぁと考えていたら、Arcoが家から5分のところにあったので、もうここしかないと(笑)

──ご縁ですね〜。Hさんは定年された今も非常勤でまだお仕事されていますが、定年前と定年後の生活でのチェロの練習時間のやりくりなど、そのあたりをお聞かせください。

ちょうどチェロを始める前の年あたりに、帰宅時間がコントロールできるようなポジションに異動になりまして。だいたい19:00頃に帰ってきて、19:30〜21:00の間あたりでほぼ毎日練習していました。夕食は練習後ですね。

定年して今の仕事は非常勤なんで時間的に余裕ができるかなと思ったのですが、色々と仕事の準備だとかなんやかんやあって、逆に前より練習時間が取れてないんですけども、それでも1回1時間を週3日くらいやっていると思います。

──Hさんは地道にコツコツと練習している印象があるのですが、練習を習慣化するコツみたいなものがあればお聞きしたいのですが…

自分の場合は記録するというのがわりに好きなんですけども、練習ノートというのに毎回の練習で今日はこんなことをやったとか、レッスンで先生に言われたこととかを全部記録しています。もうそのノートが7冊目に入りました。

それを見ると上達もわかりますし、逆に随分この曲は長いことやってるなぁとか進んでないなぁということがよくわかります。

──へぇ〜!!凄いですね〜!そんなノートをつけていらっしゃるなんて知りませんでした。すごく重みがありますね。そうやってモチベーションを維持されていたんですね、Hさんらしい感じがします^^

あとは練習を録音して確認しながらやったりしていますね。

──毎回のレッスンはいかがですか?

あ〜もうそれは毎回かなり緊張していますね;

──レッスンって緊張しますよね〜。私も師匠のホームレッスンに行く時は毎回吐きそうになっていました(笑)Hさんの場合はそれはどんな緊張でしたか?練習通りにできるかな…とか?

毎回「下手だから教えてもらいにきてるんだから…」と自分に言い聞かせて来るんですけど、やっぱり練習で4割5割くらいの出来でレッスンに行って、4割5割できたかなと思える時もあれば、全然うまくいかなかったとか、そんな感じですね毎回。

──それでもチェロ歴8年目に突入されて、どうですか?成長を感じますか?

そうですね、最近はだいぶ初見でも音を掴みやすくなったっていうのはありますね。あとは意識しなくてもポジション移動できるようになったっていう実感はありますね。

──Hさんはチェロを始めた最初の数年間、指が全く拡がらず苦労されましたよね。私も「これはどうしたものか…」と思ったのを思い出します(笑)今では1本1本の指が開いてきちんとした音程を取れるようになり、これもHさんの地道な努力の賜物だと思っているのですが、そういった悩みや壁を解決する秘訣を教えていただけますか?

そうですね、今まで「やめたい」「諦める」という気持ちになったことはないんです。ライフワークって言ったら大げさかもしれないですけど、「1ミリでも前へ」と思ってやっています。

あとはArcoには自分より年齢が上の方々がいらっしゃって、そういう方を見たりお話したりすると励みになりますね。「あのお歳でも上達されているのだから」と思って。

──そうですね〜、私もチェロでは教える立場ですが、生き方の部分などで生徒さんたちからは本当に教えていただくことばかりです。Arcoでは色々な年齢層の方とおさらい会やアンサンブル会で交流する機会があるので、そこはこれからも続けていきたいと思っているところです。

今は思うように練習時間が取れていないので、おさらい会に出るってなると尻込みしちゃうかもしれないですけど、自分の場合はおさらい会がなくても「将来あの名曲が弾きたい」という思いだけで練習のモチベーションを保つことはできますね。

アンサンブルはやっぱりみんなで弾くハーモニーなんかが良いですよね。迷惑かけたくないという気持ちは大きいですけど、また機会があれば是非参加したいなと思ってます。

──これからやってみたいこと、音楽の夢などあればお聞かせください。

チェロの悩みは尽きることがなくて、いまだにA線の音がビリビリ鳴ったり、なめらかさがないのが課題かなと思っています。スケートで言ったらショートではなくフリーの曲のような、ゆったりとして叙情的な曲で柔らかい音が出せるようになりたいです。

──基礎が固まってきたことですし、これからは色々な曲に挑戦していきましょう!最後に、これからチェロをやってみようかなと思っている同世代の方に伝えることがあるとしたら?

もう、チェロは本当におすすめします!最初は私もどうなることかと思いましたけど、一応人に「チェロやってます」って言えるようになりました。やったらやったなりにできるようになるし、「できるようになりたい」というひとつの夢が実現できるものだと思うので。

あと、この歳になっても「表現できる」ということそのものがすごく良い事だと私は思っています。

──「表現できる」・・・確かにそれは素晴らしいことですね。これからもHさんの夢をひとつひとつ実現できるようお手伝いしていきたいと思っていますので、末長くよろしくお願いいたします^^今日はありがとうございました!

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