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ヴァイオリンを弾いていて「首が痛い」と思ったときのチェックポイントを教えるよ

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ヴァイオリンを弾いていて「首が痛い」と思ったときのチェックポイントを教えるよ

ヴァイオリンを弾いていて、首が痛いと感じることはありませんか?

実は、首が痛むという悩みを抱えているヴァイオリン初心者はたくさんいます。
たいした痛みではないからとそのまま我慢して弾いている方も多いんですが、実はその痛みは早めに解消すべき症状です。

そこでこの記事では、ヴァイオリンを弾いていて首が痛いと思った時のチェックポイントをお伝えします。
そして、首の痛みの原因と対策方法を詳しく解説します。

この記事は、首の痛みに悩まされず快適にヴァイオリンを楽しむ手助けになると思います。
首の痛みを放置するといろいろなリスクがあるので、ぜひ参考にしてみてください!

ヴァイオリンで首が痛いと思った時のチェックポイント

ヴァイオリンを弾いていて首が痛いと思ったら、まずは次の項目に注目してみてください。

  • 練習しすぎていないか?
  • 力が入りすぎていないか?
  • 悪いフォームで弾いていないか?
  • 肩当ての高さは合っているか?
  • 顎当てのフィット感に違和感はないか?

順番に、それぞれのデメリットと対策について説明していきますね。

練習しすぎていないか?

熱中して何時間もヴァイオリンの練習してしまうこともよくあることですが、続けて長時間弾きすぎるのはよくありません。
一生懸命練習しているときは平気でも練習後に首や肩などが痛みはじめる事例はとても多く、さらに首の痛みがひどくなると治すのにとても時間がかかります。

首や肩の痛みは休憩を挟みながら練習をすることで軽減することができるので、こまめに休息を入れながら練習してみてください。

力が入りすぎていないか?

ヴァイオリンを弾くときに、力が入りすぎていないでしょうか?
首の痛みは、長時間同じ姿勢で力が入りすぎていることが原因であることも非常に多いです。

とはいってもなかなか自分では気づきにくいので、脱力ができているか定期的に先生に姿勢をチェックしてもらいましょう。

悪いフォームで弾いていないか?

正しい構え方をマスターしていないと、身体に負担をかけてしまい首の痛みにつながります。

ヴァイオリンの構え方が悪いと身体の痛みを引き起こすだけでなく上達も遅くなるので、早めに正しいフォームを身につける必要があります。
フォームが正しいかどうかレッスン時に先生にみてもらい、1人で練習する際は鏡でチェックしましょう。

肩当ての高さは合っているか?

肩当てのセッティングは非常に重要です。
高さが合わないと肩当てを効果的に使えず、ヴァイオリンを上手に持つことができません。
その結果、構えのフォームが崩れて身体に負担がかかっていることが多いんです。

まずは楽器専門店できちんと調整してもらいましょう。

顎当てのフィット感に違和感はないか?

顎当てのフィット感が合わないと、姿勢が悪くなり無理なヴァイオリンの構えにつながります。
ヴァイオリンを正しく持つためには、肩当てと顎当てがきちんと装着されていることが大前提です。

肩当てと顎当てが合った状態に調整されていれば、正しくヴァイオリンを構えることは難しくありません。
自分で調整することもできますが、初心者のうちはなるべく専門家にセッティングしてもらうといいでしょう。

顎当ての正しいセッティングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>ヴァイオリンの顎当ての種類を大解説!形や素材が違うから交換すると音も変わる

その首の痛みを放っておくと・・!

首や肩の痛みは何らかのサインなので、放置するのは禁物です。
前述のチェックポイントをもとに、ヴァイオリンの弾き方を見直してみましょう。

とはいえ、軽症だとついつい後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
でも放っておくと、次のような症状になってしまう可能性があります。

  • ストレートネック
  • 椎間板ヘルニア

それぞれのリスクについて、どうなってしまうのか説明します。

ストレートネック

ストレートネックという病名、1度は聞いたことがあるでしょう。
本来であればS字カーブである首の骨が、その名の通り真っ直ぐな状態になってしまう病状です。

肩や首、背中、腰などのコリが主な症状ですが、重症化すると痛みやしびれ、背骨の変形によるヘルニアなどにもなります。他にも、手足の冷え、頭痛、眼精疲労、吐き気、めまい、慢性的なだるさ、血行不良などの症状があります。

引用:日本成人病予防協会

現代では、スマホの触りすぎでストレートネックになってしまう人も増えています。

椎間板ヘルニア

腰痛の原因に多い椎間板ヘルニアは、状態が深刻な場合は手術が必要になる病気です。
姿勢の悪さや、背骨に負担をかけすぎるなどの動作が原因で発症することがほとんどです。

椎間板ヘルニアになりますと、後方にある神経は圧迫されて上下に動くことができなくなってしまいます。この動きにくい神経に歪みの力が加わる結果、腰痛や足(脚)の痛みが起こったりします。場合によっては脚の麻痺、しびれ、足の冷たさ等々を起こすこともあります。

引用:医療法人全医会あいちせぼね病院

ストレートネック、椎間板ヘルニアのどちらも、症状が悪化すると完全に治るまでに長期的な治療が必要になります。
首の痛みが深刻化する前に、早めの対策を行いましょう。

首の痛みをやわらげるための対策法

ヴァイオリンの弾き方以外にも、首の痛みをやわらげる方法が存在します。
具体的には、次の3つの方法がオススメです。

  • ストレッチ
  • 整体
  • ヴァイオリンをちょっとお休みしてみる

詳しく紹介していきますね。

ストレッチ

王道ですが、ストレッチは首の痛みに効果があります。

首の痛みは首そのもの以外に原因があることも多く、まずは脇のストレッチをすることが効果的です。
なるべくヴァイオリンの練習をする前と後、両方やると効き目バツグンです。

ここでは、簡単にできる首の痛みに効く脇ストレッチをご紹介します。
動画で見るとわかりやすいので、ぜひ試してみてください!

 

整体に行ってみる

一度、プロの整体師にみてもらうのもオススメです。
ヴァイオリンは、首を左側に曲げて演奏するので体のバランスが歪んでいる可能性が高いんです。
この機会に、整体で整えてもらいましょう。

一例ですが、このような音楽家のための治療を行なっている整体院もあります。

>>はっとり治療院

ヴァイオリニスト治療に精通している整体院が自宅近辺にあるかもしれないので、Googleマップで探してみてくださいね!

ヴァイオリンをちょっとお休みする

ストレッチや整体もよいですが、ときには休養も必要です。
首が痛いと思ったら、たまには思いきってヴァイオリンの練習をお休みしてみましょう。

ヴァイオリンと長く楽しく付き合っていくには、上手に休みを入れることも大事です。

【まとめ】体のトラブルを防いで楽しくヴァイオリンを弾こう!

今回は、「ヴァイオリンを弾いていて首が痛いと思ったときのチェックポイントと対策」というテーマでお伝えしてきました。

一度身体を悪くすると、治るまでに時間がかかり生活にも影響が出てしまいます。
そして悪化するとヴァイオリンも弾けなくなるので、少しでも首の痛みを感じたら放置せずに早めに対策しましょう!

 

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