音階練習はすべての楽器の基礎練習として欠かせないですよね!
どんな名曲も、じつは音階で成り立っています。つまり音階練習をしっかりしておけば曲も難なく弾けてしまう・・・!(理論上は)
というわけで、この記事ではチェロの音階練習についてやり方、運指、ポジションなど詳しく解説していきます。
基本的に楽譜なしでできるようにしてありますが、「やっぱり音階専用の教本がほしい」という方に向けて教本の紹介もしてますので参考にしてくださいね!
チェロの音階練習を動画で解説!
音階練習するとチェロがうまくなる理由
と思っている方もいらっしゃるかと思うので、そもそもどうして音階練習が大事なのかを解説していきます。
必要性について分かった方が練習にも身が入りますよね。
どんな名曲にしろ、すべては音階とかアルペジオ(分散和音)の集合体なんですよ。
たとえばハイドンのチェロ協奏曲No.1(ハ長調)のソロ出だしがこちら。
音階で上と下に行ったり来たりして、最後に分散和音で下がるだけ。
わかりやすいですよね!
チェロ奏者なら憧れのサン=サーンス「白鳥」だって同じです。
てなわけで、音階をすべての調でいろんなパターンで弾けるようにしておけば、どの曲もとっても楽に弾けてしまうわけです。
もちろん「音楽的に歌う」とかそのへんはまた別の話ですが、技術的にはそういうことになります。
ピアノ伴奏付きで音階練習してみよう!
お待たせしました、ここからいよいよ音階練習に入っていきますが・・おすすめはピアノ伴奏つきで弾くことです。
ピアノ伴奏付きで音階練習するメリット
- チューナーつけなくてもだいたい音が取れる
- 音程感が身につくかも
- ついでに和声感も身につくかも
- メトロノームがわりにもなります
C-Dur(ハ長調)
第一ポジションまでしか使わないバージョン(ポジションがよくわからん人はこっちをやっとけばOK)
第一ポジションから第四ポジションへ移行するバージョン
D-Dur(ニ長調)
F-Dur(ヘ長調)
B-Dur(変ロ長調)
A-Dur(イ長調)