「ヴァイオリン教室に通いたいけど、どうやって探せばいいんだろう？」
「良い先生かを見極めるには何を基準にすればいいんだろう？」
そんな疑問にお答えします。
ヴァイオリンは、独学での上達がなかなか難しい楽器です。
基礎ができないと、上達までに時間がかかってしまったり、変な癖がついてしまうこともあります。
そんな時に頼りになるのが地元のヴァイオリン教室！先生について習った方が間違いなくスムーズに上達するので、基本的におすすめです。
ヴァイオリン教室（先生）選びは真剣に！
ヴァイオリン教室を選ぶときは、「近いから」「安いから」などの理由で簡単に判断するのはおすすめできません。
それぞれの教室によって先生の指導方針や周りの環境が違うので、上達までにかかる時間や費用も変わってきます。
また、適当に選んで失敗した所が個人教室だったなら、切り出すのが気まずくてやめずらかったりしてストレスが溜まってしまい、ヴァイオリンを弾くことが楽しくなくなるかもしれません。
なるべくなら楽しみながら上達できる教室が良いですよね。
自分に合ってない教室に通うのは時間とお金も無駄になるので、ヴァイオリン教室を選ぶときは真剣に選びましょう！
【基本編】ヴァイオリン教室（先生）の選び方
ヴァイオリンを習い始めるときは、継続して通える距離・料金なのか、上手な先生なのか、先生との相性は良いかなどのポイントをおさえると、教室選びにとても役立ちます。
そこでまずは、ヴァイオリン教室を探すにあたって基本となる探し方、ポイントを紹介します。
- 「ヴァイオリン教室＋地域名」で検索する
- 予算で絞る
- 口コミ・評判を確認する
この3つのポイントをおさえておきましょう。
それでは説明していきますね！
「ヴァイオリン教室＋地域名」で検索する
ヴァイオリン教室は、仕事や学校の帰り、休日に通うことになると思います。
そこでまず一番に重視すべきは「続けて通える距離にあるか」どうかです。
いくら最初は熱心に通えていたとしても、仕事の都合で時間がなくなったり、あまりに遠すぎて通うのが億劫になってしまうかもしれません。
なので、まずはお住いの地域や学校、仕事先から近い教室を探すのが良いでしょう。
Googleマップで「ヴァイオリン教室＋地域名」と検索すると簡単です。
予算で絞る
「月にどれだけお金をかけられるか」も教室選びには外せない要素となります。
人によってどこまで上手くなりたいかや、ヴァイオリンにかける情熱、もちろん経済状況も違いますよね。
なので、自分がどの程度の予算を出せるのか、おおまかにでもしっかり考えて決めておくことが教室選びにはとても大切なんです。
ちなみに、ヴァイオリン教室の一般的な相場は下記の記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね。
口コミ・評判を確認する
実際にGoogleマップなどで検索してみると、その教室の評判や口コミ情報を見ることができます。
口コミが多いところは、それだけ多くの人が通っている人気の教室だということがわかりますね。
口コミが多く、評価が良さそうな所から順にチェックしていき、自分にとって良い所、悪い所をしっかり見極めましょう。
いかに口コミが多く評価の良い人気教室でも、マイナスの部分があったり自分には合わないこともあるかもしれないので、しっかりと確認しましょうね。
【失敗しないための具体的なコツ】ヴァイオリン教室（先生）の選び方
ここまでは基本的な教室選びについて説明してきました。
家や職場、学校から近くて評判が良い教室や、料金が安い教室を見つけられたとしても、それだけではまだあなたに合うかどうかの判断はできません。
そこで次に紹介するのは、失敗しないための具体的なコツ3つ！
- その教室の生徒さんはどんな層なのか確認する
- 演奏は上手なのか？
- 発表会などイベント状況を確認する
具体的なコツが分かれば、あなたに合ったヴァイオリン教室を見つけることができますよ！
その教室の生徒さんはどんな層なのか確認する
「プロになってヴァイオリンで食べていきたい！」
「初心者だけど趣味として始めてみようかな・・・」
「こどもにヴァイオリンを習わせてみたい！」
などなど、ヴァイオリン教室に通いたい人には、その人によって違うさまざまな思いや目標がありますよね。
ひとくくりにヴァイオリン教室といっても、どの層に向けて教えられているかによってその内容は全然違います。
- プロを目指す本格派
- 趣味の方向け
- こども向け
など、人それぞれに合った教室があります。
ホームページを見たり、体験レッスンに行った際にはしっかりと確認しておきましょう。
演奏は上手なのか？
先生の演奏が上手かどうかは、重要なポイントです。
もちろん、人に教えることが上手いかどうかは実際に体験してみないとわからないと思います。
ただ、習う側としては、なるべく実績のあるすご腕の先生の方が尊敬できて素直に聞けると思いますし、教えてもらう時にも説得力があって良いですよね。
今までの経歴や実績、実際にどのくらいの技術があるのか、事前に知っておくと教室を選ぶ際に参考になりますよ。
例えばYouTubeなどで演奏を披露している先生もいるので、見てみると実力を知ることができると思います。
発表会などイベント状況を確認する
ヴァイオリンの上達には、実際に人の前で演奏することも大切です。
発表会などのイベントがあると、そこに向けて一生懸命になれますし、モチベーションの維持にもつながります。
また、教室に通う他の生徒さんの音色を聴く貴重な交流の場でもあるので、そのようなイベントがあるかどうか確認しておくことをおすすめします。
ただ、人前で発表することに抵抗がある人も中にはいます。
自由参加でも大丈夫なのか、事前に調べておいた方が良いでしょう。
最終的には体験レッスンを受けてみよう
自分に合う教室がだいたい絞れてきたら、最終的には実際にレッスンを受けてみましょう。
多くの教室では体験レッスンは無料、もしくはとても安く受けられるので、一度行って体感することをおすすめします。
体験レッスンが無い教室でも、見学はしておいてください。
確認しておきたいポイントは3つ！
- 性格的な相性は合うか
- 先生の言っていることが理解できるか
- 勧誘が強引でないかどうか
それではみていきましょう！
性格的な相性は合うか
先生との相性はやはり大事です。
いくらヴァイオリンの腕は確かでも、口調や態度、教え方が思ったより厳しい・・・なんてことがあったら、とくに初心者の、趣味でヴァイオリンを習いに来た人はちょっときついですよね。
ヴァイオリンを習うには、性格的に合う人で、信頼関係を築けることができる先生を見つけることが大切なんですよ！
体験レッスンや見学だけでは分からないかもしれませんが、初対面の印象やフィーリングでもOKなので、「この先生となら長く続けられそう」と思える先生を見つけましょう。
先生の言っていることが理解できるか
相性の合う先生なら教える内容がスッと頭に入るもの。
ヴァイオリンの先生の中には、演奏するのが上手でも教えるのはあんまり得意じゃないという人もいます。
教えていることは間違っていないにはせよ、先生のレベルとあなたのレベルが合っていないせいで、言っていることが理解できない場合もあります。
なので体験レッスンの際には、自分との相性がよさそうで、生徒側の目線に立ってわかりやすく教えてくれる先生かどうかを見てみましょう。
自分のレベルに合った教え方をしてくれる先生を選ぶことが早く上達することのコツですよ！
勧誘が強引でないかどうか
最後に気を付けたいポイントは「勧誘が強引ではないかどうか」です。
強引に勧誘してくる教室は、「生徒が少ないからなんとしても確保したい」のかもしれません。
でも…質の高いレッスンを提供しているなら人気があり、そもそも無理な勧誘は必要ないはずではないでしょうか？
また、お金の話がすぐに出てきたり、楽器を買わせようとする先生にも要注意です。
高額なヴァイオリンを買わせて利益を得ようとするところも存在するので、引っ掛からないようにしてくださいね。
初心者のうちは楽器をレンタルしてくれる教室を選ぶのもおすすめです。
ヴァイオリンは短期間で急激に上達できる楽器ではないので、強引な勧誘に流されずに、長くやっていけそうな教室・先生なのかをしっかりと見極めてから通いましょう！
【まとめ】自分に合うヴァイオリン教室を見つけよう！
ヴァイオリンは、長く続けることでマスターできる楽器です。
早く上達し、なおかつヴァイオリンを楽しく続けるためには自分に合った教室、先生を選ぶことがとても大切になってきます。