初心者がヴァイオリン教室を探す時、「教室の値段の相場」や「ヴァイオリン教室の選び方」はとても気になるポイントではないでしょうか。
この記事は、そのような疑問をお持ちの方の不安を解消する内容となっています。
せっかくヴァイオリンを始めるのだから、自分にピッタリの先生から習いたいですよね。
もちろん先生との相性が合わなければ別の教室に変えることもできますが、それではお金も時間も無駄にしてしまいます。
この記事を読むとヴァイオリンの個人レッスンの月謝相場がいくらくらいなのか理解することができ、高確率で自分に合った教室選びができますよ。
楽器の上達には先生選びが大切なので、ぜひ参考にしてください!
ヴァイオリン教室のレッスン月謝、相場はいくらぐらい?
ヴァイオリン教室のレッスン費用はどのくらいかかるのでしょうか?
最初に、大まかな月謝の目安を知りたいですよね。
結論からお答えすると、レッスン1回につき3,000円〜1万円程度が相場となります。
どんな印象を受けましたか?
けっこう金額にばらつきがあるように感じますよね。
ただ1ヶ月のレッスンが2回の場合と4回の教室もありますし、ワンレッスンあたりの時間が30分の教室もあれば1時間の場合もあるので一概にはいえませんが、料金に差があることは事実です。
値段の差には、以下の理由があります。
- 有名な先生は高い
- 都心部は場所代がかかるので高い
- 個人教室じゃなく大手の音楽教室だと高い
また、レベルが上がるにつれレッスン費用がどんどん上がっていく教室もあるので事前にしっかり確認してください。
最初は自分と相性が合う先生かどうかなんて分からないので、通いやすさやコスパなど優先順位をつけて教室を選びましょう。
大手の音楽教室よりも個人の音楽教室がおすすめな理由
ヴァイオリンを習うには大手の音楽教室か個人で教えている先生のどちらかを選ぶことになりますが、初心者はどちらを選ぶべきか迷いますよね。
この業界に詳しい私としては、圧倒的に「個人の先生」をおすすめします。
理由は単純で、個人教室は1人の先生が看板を背負っているので責任を持ってレッスンをしてくれるからです。
大手の音楽教室は、以下のようなデメリットがあります。
- 運営費やスタッフの人件費がレッスン費用に上乗せされるため、月謝が割高になる
- 雇われ講師が教えているため、その講師が辞めたら先生が変わってしまう
安価な音楽教室もありますが、その場合は講師を安い給料で雇っています。
そうなると、経験の浅い不慣れな先生にあたってしまう可能性もありますよね。
また、大手音楽教室の講師は業務委託やアルバイト契約のことも多いので、講師の入れ替わりが早い場合があります。
ためしに音楽教室の求人検索をしてみると、たくさんのアルバイト講師募集がみつかりますよ!
しょっちゅう先生が変わると、特に初心者のうちは混乱し上達しづらくなってしまいます。
大手音楽教室のメリット
一方で大手音楽教室にも利点があって、一例をあげると次のようなメリットがあります。
- たくさんの生徒と出会え、仲間ができる
- 気軽にやめやすい
- 規定がしっかりしている
仲間と一緒にワイワイ練習できた方がいい場合は大手音楽教室が向いていますし、途中で教室をやめたくなった時に気軽にやめやすいのも大手の教室です。
また、大手スクールは例えば「レッスン休講時はこうする」などの規定が整備されているので、生徒がシステム上の不満を感じることは少ないです。
全員が全員に個人の音楽教室が向いているわけでなはく、大手音楽教室の特徴にメリットを感じる方は大手の選択もアリでしょう。
ヴァイオリン初心者におすすめな教室の選び方→体験しよう!
ヴァイオリン教室の探し方ですが、まずはGoogleマップなどで検索し見当をつけてから教室の評判・口コミをチェックしましょう。
いくつか絞り込んだら、体験レッスンを受けることをおすすめします。
体験レッスンでチェックすべきは先生との相性です。
いくら経歴が華やかで演奏がすばらしい先生でも、人に教えることが上手とは限りません。
また人間ですから、人としての相性もあるのでここで見極めましょう。
今は無料で体験レッスンを行なっているところもたくさんありますし、有料であったとしてもかなり安い金額でお試しできます。
結局いい先生と出会うには、体験レッスンを受けて判断するのが一番なんです。
グループレッスンと個人レッスンどっちがいいの問題
ヴァイオリン教室を選んだら、次は受講するコースを選びましょう。
教室では個人レッスンまたはグループレッスンが用意されていることが多いです。
でもグループレッスンと個人レッスン、はたしてどちらがよいのでしょうか。
これには正解はなく、どちらを選ぶべき迷ったらあなたが何を求めているのかを考えましょう。
基本的に個人レッスンはグループレッスンより月謝は高いですが、その分断然上達スピードが早いです。
逆にレッスン仲間が欲しい場合や、少しでもレッスン費用を抑えたいのであればグループレッスンを検討してみても良いでしょう。
ただ、グループレッスンだとどうしても生徒のレベルにばらつきが出るところが難点です。
そうすると生徒同士のヴァイオリン仲間もできるというベストな状態で、楽しく続けることができますよ。
まとめ
この記事では、「ヴァイオリン教室の月謝はいくら!?値段の相場と教室の選び方を現役講師が解説するよ」というテーマでお伝えしてまいりました。
今回の記事で紹介したように、月謝はヴァイオリン教室によりけりです。
せっかくレッスンを始めても合わずにやめてしまったらもったいないので、ヴァイオリン教室の事前の情報収集と調査は念入りに行いましょう!
一番モチベーションが高い初期のうちに、自分に合ういい先生と出会いたいもの。
ぜひ気になるスクールを気軽に体験してみて、習いたい先生を見つけてくださいね!